助成プログラム
Our programs
現在、「Soil 1000」「Soil 100」の2つのプログラムにて応募を受け付けております。
それぞれの締め切りは2023年2月14日(火)です。
募集要項をご確認の上、エントリーください。
優れたチーム、アイデア、実績を持つ非営利スタートアップに、最大1000万円を助成
- 対象
- 具体的な事業の立ち上げに取り組んでいる、創業期のチーム(当該団体の法人格の有無や種類は不問)
- 支援
内容
- 最大1000万円の事業性資金を寄付として支援
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非営利スタートアップ創業前後の、これから実績を上げていく個人の方に、最大100万円を助成
- 対象
- 非営利スタートアップ創業前後でまだ実績のない個人の方
- 支援
内容
- 最大100万円を事業化検討(3ヶ月)と事業化のための寄付として支援
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代表メッセージ
Message from the President
非営利の事業性資金って、あまりなじみがないな、リターンも求めず、資金を提供されるということは、実は心理的ハードルが高いなと、 感じる方もいるかもしれません。
奨学金や研究助成であれば受け取りやすいが、事業助成となると、途端に壁がある気がするのはなぜでしょう。
たとえば、営利スタートアップにおいて、シード投資を受けることにためらう方は少ないはずです(条件が適切であれば)。非営利スタートアップの支援は、ソーシャルインパクトを期待して、経済的リターンを求めないだけのことなのですが、その”だけ”に異物感を持つ、ということもあるかもしれません。
そういった既存の”寄付”や”投資”の枠組みでSoilを改めて整理して、非営利の事業に、シード投資家的に、寄付による助成をしていると考えたら、少し身近に感じるでしょうか。
これは、数年後には、あたりまえになる仕組みと感性なのだと思います。
また、別の複数の視点からみてみます。
たとえば、多額の資産を持つ方に対して、自身の生活費を超えた部分において、なぜ自身のさらなる消費に使い、公益的な使途を考えないのであろう、という疑問を持ったこともあるかもしれません。
僕はいまでもそう思います。
さらに、これまで事業づくりをしてきた方であれば、”社会的価値”はあるけど、”経済的リターン”が見込めない、というアイデアを持ったことはあるはずです。
そして、それが実現できない要因はさまざまですが、資金という課題は主要なものでしょう。
それであれば、営利スタートアップのエコシステムで資産を得た起業家が、非営利スタートアップの資金の出し手+メンターとなるのが社会の循環である、と気づくのではないでしょうか。
そういう意味で、Soilは、慈善事業というような手応えではまったくなく、論理的帰結であると思います。
ソーシャルスタートアップの創業期に寄付支援をするという、ごくシンプルなアイデアを、違和感ないモデルとして社会に浸透させることが、まず最初のステップであると捉えています。
支援先となる皆様とも、そのようなモデルを一緒に構築するパートナーとして歩んでいきたい、そういった気持ちでご応募をお待ちしています。